〔書評〕『特捜検察の正体』 評者・黒木亮
エコノミスト 第101巻 第36号 通巻4811号 2023.10.24
| 掲載誌 | エコノミスト 第101巻 第36号 通巻4811号(2023.10.24) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全1204字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (507kb) |
| 雑誌掲載位置 | 54〜55頁目 |
◇著者 弘中惇一郎(弁護士) 講談社現代新書 1100円 ◇強権的捜査の舞台裏 20種に分類して手口を解説「疑わしきは被告人の利益に」は、日本の刑事裁判の大原則である。しかし、実務は逆のケースも少なくなく、冤罪(えんざい)事件が絶えない。 非特捜案件を含め、平成以降の有名な冤罪事件としては、被害者の胸にあった第三者の唾液を検察が証拠開示しておらず、ネパール人被告が再審無罪となった「東電OL殺人事…
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