
〔書評〕歴史書の棚 前半ばかり注目の三国志 後半描く貴重な小説登場=加藤徹
エコノミスト 第101巻 第33号 通巻4808号 2023.9.26
掲載誌 | エコノミスト 第101巻 第33号 通巻4808号(2023.9.26) |
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ページ数 | 1ページ (全972字) |
形式 | PDFファイル形式 (292kb) |
雑誌掲載位置 | 58頁目 |
三国志の乱世は184年から280年まで、約100年続いた。小説や映画、漫画の『三国志』は、100年の乱世の前半だけを取り上げるのが普通だ。208年の赤壁の戦いも、220年の後漢の滅亡も、三国志の見せ場は前半に集中する。登場人物も、第1世代の大物である劉備、関羽、張飛、曹操らは、後漢の滅亡の前後に退場する。 第2世代の諸葛孔明も、234年に陣没する。江戸川柳に、「孔明が死んで夜講の入りが落ち」とい…
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