〔特集〕半導体黄金時代　日本の課題　製造装置、目立つシェア低下　微細化競争からの脱落響く＝和田木哲哉
エコノミスト　第１０１巻　第２６号　通巻４８０１号　2023.7.25

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第１０１巻　第２６号　通巻４８０１号（2023.7.25）
ページ数	2ページ　（全2439字）
形式	PDFファイル形式　（795kb）
雑誌掲載位置	３４〜３５頁目

　半導体の先端微細加工競争から脱落したことが、成長領域における国内製造装置メーカーの苦戦につながっている。　半導体及び半導体製造装置市場は調整局面にあるが、筆者を含む三菱ＵＪＦモルガン・スタンレー証券の調査チーム（以下、我々）は、調整は遠からず終わり、中長期的には、両市場とも再び高い成長を遂げると期待している。　我々が市場の起爆剤として期待しているものの一つがチャットＧＰＴに代表される生成ＡＩであ…