〔特集〕リベンジ読書 私のこの1冊 戦場の極限描きつつユーモラス=伊藤智永
エコノミスト 第101巻 第19号 通巻4794号 2023.5.30
| 掲載誌 | エコノミスト 第101巻 第19号 通巻4794号(2023.5.30) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1476字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (394kb) |
| 雑誌掲載位置 | 86頁目 |
◇『野火』(大岡昇平著、新潮文庫、539円) なんだ古臭い戦争文学かと侮ってはならない。グローバリズムとナショナリズムの相克する現代は、誰もが精神的ノマドとなり得る。これは最先端の思考実験のための啓示に満ちた指南書である。 冒頭いきなり主人公の田村一等兵はほおを打たれ、怒鳴られる。「馬鹿やろ。帰れっていわれて、黙って帰ってくる奴があるか。帰るところがありませんって、がんばるんだよ。(病院に)入れ…
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