〔鎌田浩毅の役に立つ地学〕/145 再エネで需要増の銅 プレート沈み込みで鉱床形成
エコノミスト 第101巻 第18号 通巻4793号 2023.5.16
| 掲載誌 | エコノミスト 第101巻 第18号 通巻4793号(2023.5.16) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1415字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (772kb) |
| 雑誌掲載位置 | 76頁目 |
国際的な銅価格が高値圏で推移している。電気自動車(EV)の普及や再生可能エネルギーの導入拡大によって、銅の需要が世界的に高まっている。銅は抵抗が小さく電気を通しやすい「導電性」に優れ、加工もしやすいといった特徴があり、供給をいかに確保するかがこれからの課題となる。 銅は古代から加工が容易な性質を生かして銅器や貨幣として使われ始めた。特別な条件下で銅鉱床として地下に濃集しており、採掘には地学の知識…
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