〔ワシントンＤＣ〕ＷＡＳＨＩＮＧＴＯＮ　Ｄ．Ｃ．　気候変動の「公正な移行」で複雑化する米国内の世論＝鈴木洋之
エコノミスト　第１０１巻　第１０号　通巻４７８５号　2023.3.7

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第１０１巻　第１０号　通巻４７８５号（2023.3.7）
ページ数	1ページ　（全1354字）
形式	PDFファイル形式　（396kb）
雑誌掲載位置	６０頁目

　気候変動を巡り、２０２２年は脱炭素とエネルギー安全保障を巡る「ジレンマ」に悩む年となったが、23年は脆弱(ぜいじゃく)な国・地域や社会を保護する「公正な移行（Just Transition）」も含めた「トリレンマ（三律背反）」が課題となる見通しだ。公正な移行とは、すべてのステークホルダー（利害関係者）にとって公正かつ平等な方法によって持続可能な社会への移行を目指す概念だ。　グローバル経済は、新型…