〔独眼経眼〕ＦＲＢが覚悟する「ＩＴバブル崩壊後」の再来＝愛宕伸康
エコノミスト　第１００巻　第４１号　通巻４７６８号　2022.11.1

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第１００巻　第４１号　通巻４７６８号（2022.11.1）
ページ数	1ページ　（全1097字）
形式	PDFファイル形式　（1242kb）
雑誌掲載位置	７５頁目

　米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）は９月20、21日の公開市場委員会（ＦＯＭＣ）で予想通り０・75％の利上げを決めた。政策金利の誘導レンジは３・00〜３・25％となったが、同時に公表された政策金利見通しを見ると、今後も段階的な利上げを続け、来年にかけて４・50〜４・75％とすることが想定されている。　今年２月までゼロ金利政策をとっていたことを考えると、スピードの速さに驚かされる。なぜこれほど急ぐのか…