〔エコノミストリポート〕子どものスポーツ　公立学校の運動部　米国高校生の部活格差　参加費徴収はあだにもなる＝谷口輝世子
エコノミスト　第１００巻　第４０号　通巻４７６７号　2022.10.25

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第１００巻　第４０号　通巻４７６７号（2022.10.25）
ページ数	3ページ　（全3649字）
形式	PDFファイル形式　（2206kb）
雑誌掲載位置	８０〜８２頁目

　日本では公立校の運動部の「地域移行」による機会格差が懸念されている。格差大国・米国では、学区によってスポーツに参加できない子どもも少なくない。　日本で公立中学校の運動部の「地域移行」が進められようとしている。背景には、教員の長時間労働や少子化がある。これまで平日・週末を問わず、教員が指導にあたってきたが、ゆくゆくは民間のスポーツクラブや団体などの指導者が有償で教えることになりそうだ。生徒には、こ…