〔ワシントンDC〕WASHINGTON D.C. 静かに進む彫像の「置き換え」 歴史を後世にどう伝えるか=西田進一郎
エコノミスト 第100巻 第32号 通巻4759号 2022.8.23
掲載誌 | エコノミスト 第100巻 第32号 通巻4759号(2022.8.23) |
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ページ数 | 1ページ (全1264字) |
形式 | PDFファイル形式 (439kb) |
雑誌掲載位置 | 56頁目 |
米連邦議会の議事堂を訪れる見学者たちに最も人気があるのは、中心にある円形の大広間「ロタンダ」だろう。だが、その南側にある「国立彫像ホール」も興味深い。半円形の広間に、全米各州を「代表する2人」の彫像が並んでいる。現在は100体のうち35体がこのホールにある。 久々にホールを通りかかると、青銅や赤銅の像に交じって、ひときわ白い像があるのに気づいた。2日前に除幕されたばかりという像は、左手に黒いバラ…
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