〔書評〕歴史書の棚 情報の取り扱いに長けた江戸幕府の特性に新たな光=今谷明
エコノミスト 第100巻 第30号 通巻4757号 2022.8.2
| 掲載誌 | エコノミスト 第100巻 第30号 通巻4757号(2022.8.2) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全961字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (296kb) |
| 雑誌掲載位置 | 56頁目 |
江戸幕府八代将軍徳川吉宗が設けた将軍直属の諜報(ちょうほう)組織(密偵)である“御庭番(おにわばん)”は広く知られている。だがそれ以前の諜報についての実態は、体系的な文献や参考書もなく、個別的・断片的な事実が知られるにすぎない。 例えば寛永6(1629)年、幕府に無断で明正天皇(女帝)が即位したのは大事件であったが、これを幕府に最初に報知したのは「禁裏付(きんりづき)武家」という内裏(だいり)に…
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