〔書評〕『人類の起源 古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」』 評者・高橋克秀
エコノミスト 第100巻 第27号 通巻4754号 2022.7.12
掲載誌 | エコノミスト 第100巻 第27号 通巻4754号(2022.7.12) |
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ページ数 | 2ページ (全1213字) |
形式 | PDFファイル形式 (510kb) |
雑誌掲載位置 | 56〜57頁目 |
◇著者 篠田謙一(国立科学博物館館長) 中公新書 1056円 ◇「人種」「民族」は政治的妄想 最新DNA解析が語るルーツ 現生人類であるホモ・サピエンスは6万年前にアフリカを出発し、世界中に拡散して各地で文明をつくりあげた。この定説は考古学や自然人類学による人骨の発見と形態の解釈の地道な積み重ねによって確立された。21世紀に入って次世代シークエンサー(塩基配列を解読する装置)技術によってDNA配…
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