〔書評〕歴史書の棚 滅亡した国家にこそ潜んでいる歴史の核心=本村凌二
エコノミスト 第100巻 第19号 通巻4746号 2022.5.17
| 掲載誌 | エコノミスト 第100巻 第19号 通巻4746号(2022.5.17) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全939字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (309kb) |
| 雑誌掲載位置 | 56頁目 |
歴史はしばしば長く続いた大国を中心にして語られる。ところが、無視されがちな小国の盛衰にこそ時代の問題の核心が潜んでいる。 ギデオン・デフォー『世界滅亡国家史』(杉田真訳、サンマーク出版、1650円)は、「消えた48か国で学ぶ世界史」と銘打って、国家の盛衰の原理から教訓を引き出そうする。そこには、国家という生き物は弱小国家であるほど覇権の内実が見えてくる、という歴史の皮肉がある。 第1部「命知らず…
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