〔中国視窓〕チャイナウオッチ 利下げや指導で業界下支え 見えてきた不動産市場の今後=神宮健
エコノミスト 第100巻 第16号 通巻4743号 2022.4.19
| 掲載誌 | エコノミスト 第100巻 第16号 通巻4743号(2022.4.19) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1345字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (348kb) |
| 雑誌掲載位置 | 59頁目 |
2022年の中国の不動産市場は金融面から下支えされている。金融政策を見ると、中国人民銀行(中央銀行)は今年1月、政策金利に相当するMLF(中期貸出制度)金利を0・1%引き下げた。これを受けて、銀行の貸出金利も低下し、住宅ローン金利も都市により異なるが、今年に入って0・3%程度低下している(各種報道による3月末時点)。 不動産市場の対策を見ると、まず、人民銀行などは21年10月以降、各地の銀行に個…
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