〔鎌田浩毅の役に立つ地学〕/79 「火山」としての富士山/4 西湖と精進湖を分けた貞観噴火
エコノミスト 第99巻 第47号 通巻4727号 2021.12.21
掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第47号 通巻4727号(2021.12.21) |
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ページ数 | 1ページ (全1258字) |
形式 | PDFファイル形式 (1372kb) |
雑誌掲載位置 | 83頁目 |
富士山の北西麓には「青木ケ原樹海」と呼ばれる広大な原生林がある。鬱蒼(うっそう)とした林の下にはごつごつした溶岩が見える。これは、平安時代中期の864〜866年にかけて起きた貞観(じょうがん)噴火によって流れ出した青木ケ原溶岩である。 富士山で最大級の噴火である貞観噴火では、長さ6キロにわたる長大な割れ目ができ、その上に火口が数多くできた。そのうち、長尾山から大量の溶岩が流出し、「青木ケ原溶岩」…
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