〔書評〕歴史書の棚 役者ぞろいの反乱を軸に奈良朝史の全貌を解説=今谷明
エコノミスト 第99巻 第33号 通巻4713号 2021.9.7
掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第33号 通巻4713号(2021.9.7) |
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ページ数 | 1ページ (全1076字) |
形式 | PDFファイル形式 (319kb) |
雑誌掲載位置 | 64頁目 |
長屋王の変(729年)から始まって藤原仲麻呂(なかまろ)(恵美押勝(えみのおしかつ))の乱にいたる動乱を奈良朝諸反乱と呼ぶが、最後の仲麻呂の乱は、規模も大で役者がそろっている。特に反仲麻呂側には孝謙上皇(女帝)、吉備真備(きびのまきび)、“妖僧”の道鏡らが控え、就中、真備は2度の在唐留学の実績があり、兵法の専門家で、折から造東大寺司長官として大活躍が目立った。 この乱については、50年以上前に岸…
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