〔特集〕上がる!医薬株 がん 標的を狙い撃つ「KRAS阻害剤」 膵臓がん治療薬の実用化に光明=濱田一智
エコノミスト 第99巻 第31号 通巻4711号 2021.8.24
掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第31号 通巻4711号(2021.8.24) |
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ページ数 | 2ページ (全2329字) |
形式 | PDFファイル形式 (845kb) |
雑誌掲載位置 | 24〜25頁目 |
自覚症状がなく、気づいたときには進行してしまっていることの多い膵臓(すいぞう)がん。「沈黙の臓器」と呼ばれて早期発見が難しいため、結果として死亡率が高い(図)。2011年に56歳で亡くなった米アップルの共同設立者、スティーブ・ジョブズ氏の死因も膵臓がんだった。難治性のがんの代表でもある膵臓がんだが、最近、治療につながりそうな薬の実用化にめどが立ってきた。「KRAS(ケーラス)阻害剤」だ。米アムジ…
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