〔特集〕震災10年 遠い復興 100年たっても取り出せない 福島第1原発事故の「デブリ」=小出裕章
エコノミスト 第99巻 第21号 通巻4701号 2021.6.1
掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第21号 通巻4701号(2021.6.1) |
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ページ数 | 2ページ (全2657字) |
形式 | PDFファイル形式 (2028kb) |
雑誌掲載位置 | 82〜83頁目 |
2011年3月11日に発生した東京電力福島第1原子力発電所の破局的な事故(フクシマ事故)の災禍は、今もなお続いている。放射能汚染水の取り扱いなどは今まさに直面している焦眉(しょうび)の課題だが、ここでは廃炉を完了させるに当たって避けては通れないデブリ(熔融(ゆうよう)した核燃料と原子炉構造物等が混合した残がい)の回収が不可能である、という点に絞って記すことにする。 フクシマ事故で問題となる核分裂…
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