〔鎌田浩毅の役に立つ地学〕/46 東日本大震災10年/4 巨大地震が誘発する富士山噴火
エコノミスト 第99巻 第14号 通巻4694号 2021.4.6
掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第14号 通巻4694号(2021.4.6) |
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ページ数 | 1ページ (全1223字) |
形式 | PDFファイル形式 (644kb) |
雑誌掲載位置 | 103頁目 |
東日本大震災のようなマグニチュード(M)9クラスの巨大地震が発生すると、活火山の噴火を誘発することがある。地盤にかかっている力が変化した結果、マグマの動きが活発になるからだ。かつて富士山では南海トラフ巨大地震によって噴火が誘発された。それが、江戸時代の1707年に起きた宝永噴火であり、富士山では最も新しい噴火でもある。 宝永噴火の前に太平洋沖で二つの巨大地震が起きた。まず、1703年に元禄関東地…
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