〔アートな時間〕映画 水を抱く女 水の精が遭遇した命がけの恋 卓越した技で見せる霊異記だ=芝山幹郎
エコノミスト 第99巻 第10号 通巻4690号 2021.3.9
掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第10号 通巻4690号(2021.3.9) |
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ページ数 | 2ページ (全1274字) |
形式 | PDFファイル形式 (1090kb) |
雑誌掲載位置 | 92〜93頁目 |
ウンディーネ(仏語ではオンディーヌ)は水の精だ。ウンディーネには魂が欠けている。魂を得るためには人間の男と結ばれる必要があるが、裏切られたときはその男を殺して水に還らなければならない。 フーケの小説やジロドゥの戯曲をはじめ、この神話は何度も文学や音楽の題材にされてきた。「水を抱く女」は、その最新版だ。監督は、「東ベルリンから来た女」(2012年)を撮ったクリスティアン・ペッツォルト。技の切れる人…
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