〔書評〕歴史書の棚 格差社会を「趣味」で分析 難解な大著の水先案内本=本村凌二
エコノミスト 第99巻 第10号 通巻4690号 2021.3.9
| 掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第10号 通巻4690号(2021.3.9) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全918字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (290kb) |
| 雑誌掲載位置 | 56頁目 |
現代史を語るには、しばしば生々しい史料そのままを読み解く手がかりとなる理論がいる。どのような理論を指針とするかは、歴史叙述に決定的な影響をおよぼす。 20世紀後半の卓越した社会学者ブルデューの邦訳本は藤原書店から30冊近く刊行されている。なかでも主著といえば『ディスタンクシオン』であることに異論はない。だが、一読了解とはいかず、訳者の石井洋二郎『ブルデュー「ディスタンクシオン」講義』(藤原書店、…
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