〔中国視窓〕チャイナウオッチ 世界最大の対外投資受け入れ国に “米中逆転”は続くのか=岸田英明
エコノミスト 第99巻 第10号 通巻4690号 2021.3.9
| 掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第10号 通巻4690号(2021.3.9) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1382字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (425kb) |
| 雑誌掲載位置 | 59頁目 |
中国経済は2020年、コロナ禍の中でプラス成長(前年比2・3%増)を果たした。これについて語る現地の当局者やメディアの言葉は自信に満ちていたが、別の「ある統計」については自信に加え、ある種の安堵(あんど)感が漂った。それは、外資の対中投資額が前年を上回ったことである。 国連貿易開発会議(UNCTAD)によると、20年の世界の対外直接投資(FDI)は前年比42%減の8590億ドル(約90兆円)に落…
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