〔書評〕『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論』 評者・服部茂幸
エコノミスト 第98巻 第45号 通巻4676号 2020.11.24
| 掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第45号 通巻4676号(2020.11.24) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全1262字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (467kb) |
| 雑誌掲載位置 | 54〜55頁目 |
◇著者 デヴィッド・グレーバー(文化人類学者) 訳者 酒井隆史/芳賀達彦/森田和樹 岩波書店 3700円 ◇現代資本主義が生んだ無駄な仕事と低賃金仕事 現在、ブルシット・ジョブ(無駄な仕事)が蔓延(まんえん)している。ここで言う無駄な仕事とは、世の中になくてもよい(もしくは有害な)仕事であって、社会には必要不可欠だが低賃金の仕事(こちらはシット・ジョブと言う)ではない。ブルシット・ジョブは誰も問…
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