〔中国視窓〕チャイナウオッチ 経済の「国内大循環」論が台頭 内需押し上げ海外依存減へ=岸田英明
エコノミスト 第98巻 第34号 通巻4665号 2020.9.8
| 掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第34号 通巻4665号(2020.9.8) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1336字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (417kb) |
| 雑誌掲載位置 | 61頁目 |
中国ではほとんどの地域で新型コロナウイルスの流行が沈静化し、経済活動の正常化が進んでいる。一方で海外ではパンデミック(世界的大流行)による世界経済の停滞に加え、ハイテク分野における米中のデカップリング(分断)や中印関係悪化など、情勢の不確実性が高まっており、中国の指導部は国内経済の自立性を重視する姿勢を強めている。 それを表しているのが「国内大循環」論だ。習近平主席が5月の全国政治協商会議の関連…
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