〔書評〕『ドキュメント 強権の経済政策 ──官僚たちのアベノミクス2』 評者・小峰隆夫
エコノミスト 第98巻 第32号 通巻4663号 2020.8.25
掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第32号 通巻4663号(2020.8.25) |
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ページ数 | 2ページ (全1229字) |
形式 | PDFファイル形式 (473kb) |
雑誌掲載位置 | 50〜51頁目 |
◇著者 軽部謙介(ジャーナリスト) 岩波新書 860円 ◇根拠なき政策決定プロセス 綿密な取材を通して解明 私が初めて軽部謙介氏の著作に接したのは、当時テレビ局経済記者の西野智彦氏との共著『検証 経済失政』(1999年)だった。この本の冒頭で紹介されていたのが、宮沢喜一首相の公的資金導入構想の挫折だった。これを読んだ私は「首相の権力とは何か」「予防行政をどう評価すべきか」などについていろいろ考え…
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