〔薬価〕遺伝子治療薬で1億円超え 医療費の高騰は止まらない=前田雄樹
エコノミスト 第98巻 第29号 通巻4660号 2020.7.28
| 掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第29号 通巻4660号(2020.7.28) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全2444字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (508kb) |
| 雑誌掲載位置 | 32〜33頁目 |
日本で初めて1億円を超える新薬が登場した。5月20日に保険適用されたノバルティスファーマ(スイス)の脊髄(せきずい)性筋萎縮症治療薬「ゾルゲンスマ」の薬価(医薬品の公定価格)は患者1人当たり1億6707万7222円。保険適用されている医薬品としては、国内最高額となる。 ◇類似の既存薬と「同額」 脊髄性筋萎縮症は、遺伝子の変異が原因で運動神経を維持するのに必要なたんぱく質が作られず、筋肉の萎縮と筋…
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