〔書評〕歴史書の棚 コロナ禍の危機的状況下 浜口雄幸再評価を読む=井上寿一
エコノミスト 第98巻 第21号 通巻4652号 2020.6.2
掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第21号 通巻4652号(2020.6.2) |
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ページ数 | 1ページ (全911字) |
形式 | PDFファイル形式 (347kb) |
雑誌掲載位置 | 56頁目 |
「コロナ禍」の困難な状況をどう克服するか、政治のリーダーシップが問われている。「コロナ禍」にともなう経済の危機的な状況は、「世界恐慌以来」と呼ばれる。それならば当時にさかのぼって考えることにも意味があるだろう。 世界恐慌下の日本の首相は浜口雄幸(おさち)だった。浜口はウォールストリートの株が大暴落する数日前に金解禁に踏み切り、他方で緊縮予算による国家財政の立て直しを図りながら、国民に倹約を求めた。…
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