〔特集〕沈む・浮かぶ企業 地銀 損益分岐点は10年で半減=山本大輔
エコノミスト 第98巻 第17号 通巻4648号 2020.4.28
| 掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第17号 通巻4648号(2020.4.28) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1315字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (630kb) |
| 雑誌掲載位置 | 24頁目 |
危機は、社会システムの脆弱(ぜいじゃく)な部分を突いてくる。すでにマイナス金利政策に苦しんでいる地銀は、どうだろうか。 融資先の状況は地域・業種・規模を問わず厳しい。2020年3月期の不良債権処理費用は、貸出金残高に対して平均0・1%前後の見込みだが、今後そこからの増加は疑いないだろう。 リーマン・ショック直前の08年3月期は、地銀全体の貸出金約180兆円に対して、本業の収益であるコア業務純益は…
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