〔特集〕沈む・浮かぶ企業 資金繰り 十分な手元流動性確保と賃金・成長投資は両立可能 キャッシュリッチ経営の功罪は?=山田久
エコノミスト 第98巻 第17号 通巻4648号 2020.4.28
| 掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第17号 通巻4648号(2020.4.28) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全1816字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (1505kb) |
| 雑誌掲載位置 | 28〜29頁目 |
新型コロナウイルスの感染拡大防止のために経済活動が停滞している中、企業は、現金収入が激減しても、当面の給料、家賃などの支払いを手元資金でしのいでいる。日本企業は常々「資金を内部にため込んでいる」と批判されてきたが、今回の危機では手厚い手元流動性が効果を発揮しているようだ。 ◇リーマン後に積み増し 財務省の法人企業統計によると、手元流動性(現預金、短期保有の有価証券)が売上高の何カ月分あるかを示す…
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