〔特集〕世界経済入門 何が起きるか/10 米国の成長率低下 ゼロ金利常態化が悪循環を生む=木内登英
エコノミスト 第98巻 第14号 通巻4645号 2020.4.7
| 掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第14号 通巻4645号(2020.4.7) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1361字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (436kb) |
| 雑誌掲載位置 | 44頁目 |
経済の潜在力が低下するとともにインフレ率も下振れ、超低金利環境の出口が見えなくなってしまう。そうした状況が、「日本化」と呼ばれる。欧州に続いて米国でも、「日本化」のリスクが意識されるようになってきた。 きっかけとなったのは、新型コロナウイルス問題への対応策として、3月3日に米連邦準備制度理事会(FRB)が0.5%の大幅な利下げ(政策金利引き下げ)に踏み切ったことだ。 市場の利下げ観測に先手を打つ…
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