〔書評〕歴史書の棚 日本独自の哲学史を穏健・中正に論じる=今谷明
エコノミスト 第98巻 第11号 通巻4642号 2020.3.17
掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第11号 通巻4642号(2020.3.17) |
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ページ数 | 1ページ (全958字) |
形式 | PDFファイル形式 (294kb) |
雑誌掲載位置 | 56頁目 |
昨年春まで某大学で「日本文化史」の講義を担当したが、テーマに困った末、“日本学芸史”なるものをでっち上げて、古代から幕末にわたる学問史らしきものを授業した。 今回取り上げる末木文美士著『日本思想史』(岩波新書、880円)は、「日本人は決して思想を疎(おそろ)かにして、いい加減に生きてきたのではない」との認識から、日本思想(哲学)の変遷推移を通史的に概観した碩学(せきがく)の書であり、評者の授業と…
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