〔独眼経眼〕歴史が示唆するウイルス禍後の反動増=藻谷俊介
エコノミスト 第98巻 第10号 通巻4641号 2020.3.10
| 掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第10号 通巻4641号(2020.3.10) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1296字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (958kb) |
| 雑誌掲載位置 | 86頁目 |
このコラムで前回(2月4日号)は、中国の5G需要にけん引される形で日本の生産サイクルに上向き傾向が見られることから、「景気のアップサイド(上振れ)も考える必要がある」と述べた。ところが、まさにその直後から、新型コロナウイルスへの感染が急拡大。世界経済の回復シナリオの中心にあるべき中国経済が揺らいだことで、再びダウンサイド(下振れ)を論ずる報道が目立ち始めている。 困ったことに、中国では行政の混乱…
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