〔特集〕中東緊迫 米イラン仲介のオマーン国王死去 新国王の手腕は未知数=玉木直季
エコノミスト 第98巻 第7号 通巻4638号 2020.2.18
| 掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第7号 通巻4638号(2020.2.18) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1331字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (335kb) |
| 雑誌掲載位置 | 35頁目 |
米イランの緊張が高まった直後の1月10日、オマーンのカブース国王が死去した。カブース国王はイラン核合意に向け、米国とイランを仲介するなど、全方位外交を得意としてきた。カブース国王は1970年、皇太子の時に宮廷クーデターを起こし、父サイド国王を追放して即位。その際に支援したのがイランで、その後もイランとはパイプを持った。 本領を発揮したのは2018年10月であった。イスラエルのネタニヤフ首相が25…
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