〔特集〕日本経済総予測２０２０　アナリスト相場予想　ドル・円　米中融和で１ドル＝１２０円視野＝柴田秀樹
エコノミスト　第９７巻　第５０号　通巻４６３１号　2019.12.24

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９７巻　第５０号　通巻４６３１号（2019.12.24）
ページ数	2ページ　（全559字）
形式	PDFファイル形式　（613kb）
雑誌掲載位置	３４〜３５頁目

　２０１９年のドル・円相場は、年間の変動幅が８円程度と２年連続で史上最小を更新する公算が大きい。日本の貿易収支の均衡やリスクオフ（リスク回避のため比較的安全な日本国債などに資金が向かうこと）でも円買いが発生しない直接投資の拡大で値幅が出にくくなったことが一因。20年もこうした状況は続き、米金融政策も据え置きが予想される中、基本的にドル・円の大幅な変動は見込みにくい。　ただし、政治リスクの後退による…