〔リブラ〕世界通貨体制への挑戦 リブラが開けた「パンドラの箱」=山岡浩巳
エコノミスト 第97巻 第46号 通巻4627号 2019.11.26
掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第46号 通巻4627号(2019.11.26) |
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ページ数 | 2ページ (全2614字) |
形式 | PDFファイル形式 (683kb) |
雑誌掲載位置 | 76〜77頁目 |
10月のワシントンG20(20カ国・地域)の話題は、暗号資産(仮想通貨)「リブラ」が独占した感がある。フェイスブックが投じたリブラという一石がこれほど巨大な波紋を生じたことは、近代以降の「国家の枠組みに基づくマネー」という体制がチャレンジされることの衝撃の大きさを示している。 2009年に誕生したビットコインも、当初は国家の枠を超えて使われる決済手段となることが目指されていた。しかし、ビットコイ…
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