〔特集〕年金の大誤解 誤解2 実質賃金増の前提 少子化の不都合な事実 年金収支改善のからくり=熊野英生
エコノミスト 第97巻 第40号 通巻4621号 2019.10.15
掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第40号 通巻4621号(2019.10.15) |
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ページ数 | 2ページ (全2445字) |
形式 | PDFファイル形式 (383kb) |
雑誌掲載位置 | 18〜19頁目 |
財政検証は、公的年金の今後100年間の収支状況を予想するシミュレーションである。シミュレーションが信用に足りるかどうかは、まず前提になる数字で判断される。その点、2019年の財政検証は、収支を計算するときの名目賃金・物価の伸び率が、非現実的なくらいに強い。 財政検証が提示する6パターンの収支予想は、内閣府の見通しと共通している(表1)。賃上げが再開した14〜18年度平均の名目賃金上昇率が前年比0…
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