〔特集〕勃発!通貨戦争 「プラザ合意」に学べるか “ドル安協調”なくば世界経済は縮小へ=重見吉徳
エコノミスト 第97巻 第37号 通巻4618号 2019.9.24
掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第37号 通巻4618号(2019.9.24) |
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ページ数 | 2ページ (全2218字) |
形式 | PDFファイル形式 (732kb) |
雑誌掲載位置 | 34〜35頁目 |
最近の金融市場では、ドル高に歯止めがかからず、米国による保護主義の圧力が強まっている。こうした状況は、1985年9月22日のプラザ合意に至る局面と似ている。 プラザ合意とは、当時の主要5カ国(G5)の蔵相と中央銀行総裁がニューヨークのプラザホテルに集まり、ドル高是正のため、外国為替市場への協調介入で合意した出来事を指す。くしくもプラザホテルとニューヨークのトランプタワーは、5番街を隔てて、目と鼻…
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