〔書評〕『大分断 格差と停滞を生んだ「現状満足階級」の実像』 評者・後藤康雄
エコノミスト 第97巻 第33号 通巻4614号 2019.8.27
掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第33号 通巻4614号(2019.8.27) |
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ページ数 | 2ページ (全1257字) |
形式 | PDFファイル形式 (405kb) |
雑誌掲載位置 | 50〜51頁目 |
◇著者 タイラー・コーエン(ジョージ・メイソン大学教授) 訳者 池村千秋 NTT出版 2400円 ◇経済停滞、活力低下もたらすリスク回避行動様式を分析 経済の停滞と社会の分断が同時に進む米国の現状を、大胆に捉えた刺激作である。そこでの中心的な仮説は、現状に満足する巨大な階級の台頭が現在の行き詰まりの根底にある、というものだ。本書が直接扱うのは米国だが、状況は驚くほどわが国に合致する。日本語版序文…
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