〔グラフの声を聞く〕米中対立の深層に元建て原油決済=市岡繁男
エコノミスト 第97巻 第26号 通巻4607号 2019.7.2
掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第26号 通巻4607号(2019.7.2) |
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ページ数 | 1ページ (全560字) |
形式 | PDFファイル形式 (222kb) |
雑誌掲載位置 | 94頁目 |
1973年、米国とサウジアラビアとの間で、「原油は全てドル決済」とする合意がなされた(ペトロダラー体制)。金とのリンクを失ったドルだが、代わりに石油の裏付けを得たのだ。この仕組みは米国に大きなメリットを与えてきた。どの国が原油を輸入しても、決済通貨はドルなので、最終的には必ず米銀に還流することになる。このため、米国の銀行は労せずして低コストの預金を得ることができるのだ(図1)。 米国の内外で取引…
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