〔エコノミストリポート〕“狙い撃ち”で薬価抑制 市場100億円以上の新薬対象 「費用対効果」が直面する難題=前田雄樹
エコノミスト 第97巻 第21号 通巻4602号 2019.5.28
掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第21号 通巻4602号(2019.5.28) |
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ページ数 | 3ページ (全3606字) |
形式 | PDFファイル形式 (640kb) |
雑誌掲載位置 | 33〜35頁目 |
病院などで処方される医薬品の価格に費用対効果を反映させる制度が、4月から始まった。がん免疫療法薬「オプジーボ」など高額な薬剤が相次いで登場する中、コストパフォーマンスの悪い医薬品の価格を引き下げることで医療費の増大に少しでも歯止めをかける狙いだ。 この制度では、完全に健康な状態で寿命を1年延ばすためにかかる医薬品の費用が、ほかの治療と比べてどれだけ高いかを試算して、費用対効果を評価する。1年延命…
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