〔学者が斬る・視点争点〕債務膨張の速度調整で財政再建=小林慶一郎
エコノミスト 第97巻 第19号 通巻4600号 2019.5.14
掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第19号 通巻4600号(2019.5.14) |
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ページ数 | 2ページ (全2654字) |
形式 | PDFファイル形式 (603kb) |
雑誌掲載位置 | 38〜39頁目 |
◇鍵を握る基礎的財政収支の黒字化 政府債務は家計貯蓄を超えるか──。これは財政問題を考える上で重要な論点である。もし、政府債務が家計貯蓄を超えると、超過分は外国人投資家が保有せざるを得ない。市場が不安定化し、外国人投資家が国債を投げ売りすることによって財政危機が生じる懸念も大きくなる。 現在は、家計の金融資産すなわち貯蓄が約1800兆円ある一方で、国と地方の長期債務残高は1100兆円余りだから、…
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