〔コレキヨ〕小説 高橋是清 第41話 順調なる人生=板谷敏彦
エコノミスト 第97巻 第18号 通巻4599号 2019.5.7
掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第18号 通巻4599号(2019.5.7) |
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ページ数 | 2ページ (全2841字) |
形式 | PDFファイル形式 (1493kb) |
雑誌掲載位置 | 56〜57頁目 |
(前号まで) 是清が欧米視察の旅に出ていた年、国内では内閣制度が発足した。近代化を急ぐ日本は鹿鳴館を作り欧化政策を進めるが、国論には列強との不平等条約への不満が沸騰していた。 明治20(1887)年、是清32歳、ファンシー・ボールに代表される鹿鳴館外交が世間の非難を浴びる中、当時、野にいた不遇の熱い男、是清の盟友前田正名(まさな)も黙ってはいなかった。 政府首脳の狂態に憤慨し、彼らを糾弾する建言「…
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