〔書評〕『50年目の「大学解体」 20年後の大学再生 高等教育政策をめぐる知の貧困を越えて』 評者・服部茂幸
エコノミスト 第97巻 第6号 通巻4587号 2019.2.12
掲載誌 | エコノミスト 第97巻 第6号 通巻4587号(2019.2.12) |
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ページ数 | 2ページ (全1210字) |
形式 | PDFファイル形式 (1337kb) |
雑誌掲載位置 | 48〜49頁目 |
◇編著者 佐藤郁哉ほか4人 京都大学学術出版会 3800円 ◇停滞する日本の大学改革 実現可能な具体案を提示 今、大学改革が病んでいる。壮大な目標とは逆に、日本の研究力が低下していることはよく指摘される。こうした大学改革の病理を明らかにし、代案を提示するのが本書である。 第1章では二重語法(ダブルスピーク)とエセ演繹(えんえき)型の政策を批判する。例えば、現在の大学にはグローバル化の時代に対応で…
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