〔アートな時間〕映画 幻を見るひと 吉増剛造が京都と交信する 水の木を立て、血の深みに潜る=芝山幹郎
エコノミスト 第96巻 第46号 通巻4577号 2018.11.27
掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第46号 通巻4577号(2018.11.27) |
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ページ数 | 2ページ (全1206字) |
形式 | PDFファイル形式 (1096kb) |
雑誌掲載位置 | 92〜93頁目 |
吉増剛造が京都を歩行する。歩行するだけではなく、あの複雑な京都と交信するという。「幻を見るひと」とは、どんな映画なのか。私は眼を見開き、耳をそばだたせた。 いうまでもないが、吉増剛造は大詩人だ。1939年に生まれ、64年に第1詩集『出発』を刊行し、70年代初頭には名著『黄金詩篇』や『頭脳の塔』を連打した。私も熱狂したひとりだが、彼はその後も歩みを止めない。ブラジル、ミシガン、スコットランドと長大…
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