〔書評〕『グローバル金融危機の衝撃と新興経済の変貌 中国、インド、ブラジル、メキシコ、東南アジア』 評者・服部茂幸
エコノミスト 第96巻 第42号 通巻4573号 2018.10.30
掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第42号 通巻4573号(2018.10.30) |
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ページ数 | 2ページ (全1197字) |
形式 | PDFファイル形式 (417kb) |
雑誌掲載位置 | 50〜51頁目 |
◇編者 河村哲二(法政大学教授) ナカニシヤ出版 3800円 ◇変化するパワーシフト 新興国経済の注視で分析 2008年のグローバル金融危機は、アメリカを起点とするそれまでの経済成長のパターンを崩壊させた。日米欧の危機後の経済回復は遅い。他方、中国、インドといった新興国の回復は比較的早かった(全ての新興国の経済が順調というわけではない)。それが世界経済のパワーシフトを引き起こしている。 危機後、…
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