〔特集〕IFRS・国際会計基準のれん償却 無謀なM&Aに待った のれんバブルへの警鐘か 経営者の説明責任の要求か=浜條元保
エコノミスト 第96巻 第41号 通巻4572号 2018.10.23
| 掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第41号 通巻4572号(2018.10.23) |
|---|---|
| ページ数 | 3ページ (全2760字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (1737kb) |
| 雑誌掲載位置 | 72〜74頁目 |
「のれんバブルへの警鐘」──。会計評論家の細野祐二氏は、国際会計基準(IFRS)を策定する国際会計基準審議会(IASB)が、のれんの定期償却義務づけの検討に入った背景をこう推察する。 のれんとは、企業の合併・買収(M&A)の際に発生する無形固定資産の一つだ。買収先企業の純資産と買収価格との差額を指す。通常は、買収先が今後収益を上げることを期待するため、買収価格が純資産を上回る。純資産1000億円の…
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