〔特集〕偽りの世界好景気 日本株「根拠なき熱狂」 支えの円安は“外部要因”頼み 本格的な「調整相場」は近い=大川智宏
エコノミスト 第96巻 第41号 通巻4572号 2018.10.23
| 掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第41号 通巻4572号(2018.10.23) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1404字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (516kb) |
| 雑誌掲載位置 | 25頁目 |
9月後半以降、「スピード違反」ともいえる日本株の急騰が継続しているが、問題はその上昇の背景と持続性だ。現在の上昇相場は、海外マクロ、そして日本株市場の需給を見るかぎり“短期的な終焉(しゅうえん)”を示唆する材料に実は、事欠かない。 まず、海外マクロの動きだ。現在の日本株の上昇をけん引している最大の要因は「円安・ドル高」の進行である。一般に円安の進行は日本株にプラスで、特に輸出産業の収益に直接的な…
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