〔書評〕歴史書の棚 『老子』は日本史の伏流水 画期的視座を提出=加藤徹
エコノミスト 第96巻 第39号 通巻4570号 2018.10.9
掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第39号 通巻4570号(2018.10.9) |
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ページ数 | 1ページ (全963字) |
形式 | PDFファイル形式 (294kb) |
雑誌掲載位置 | 56頁目 |
古代中国の思想書『老子』は、漢文の原文でわずか5000字程度の短い古典である。入門者向けのミニマムな訳解書なら、薄い文庫本1冊でおさまる。表現は簡素だが、無為自然の道を説く言葉は含蓄に富む。孔子の『論語』と並び、世界で最もよく読まれている中国古典だ。 世の『老子』関連本は、漢文の専門家による訳解書か、『老子』をだしに処世術や人生論を説く啓蒙(けいもう)書が多い。保立道久『現代語訳 老子』(ちくま…
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