〔書評〕歴史書の棚 戦前の昭和史を軍人の評伝から再構成=井上寿一
エコノミスト 第96巻 第38号 通巻4569号 2018.10.2
掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第38号 通巻4569号(2018.10.2) |
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ページ数 | 1ページ (全918字) |
形式 | PDFファイル形式 (309kb) |
雑誌掲載位置 | 60頁目 |
昭和戦前史における最大の悪役が軍人であることは、いうまでもないだろう。国を誤らせたのは軍人だと考える人は多い。筒井清忠編『昭和史講義【軍人篇】』(ちくま新書、900円)はそのような軍人の評伝である。ただし、この本は戦争責任者のリストというよりも、軍人をとおして昭和戦前史を再構成することに比重が置かれている。 陸軍8人(東条英機、梅津美治郎、阿南惟幾、鈴木貞一、武藤章、石原莞爾、牟田口簾也、今村均…
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