〔書評〕歴史書の棚 文革の暗黒面を暴くオーラルヒストリー=加藤徹
エコノミスト 第96巻 第35号 通巻4566号 2018.9.11
掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第35号 通巻4566号(2018.9.11) |
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ページ数 | 1ページ (全920字) |
形式 | PDFファイル形式 (365kb) |
雑誌掲載位置 | 60頁目 |
中国政府にとって「文化大革命」の暗黒史と民族対立は、今もタブーである。楊海英『「知識青年」の1968年 中国の辺境と文化大革命』(岩波書店、2000円)は、内モンゴル出身の著者が中国最大のタブーに切り込んだドキュメンタリータッチの現代史だ。 かつて毛沢東は、権力闘争のために「文化大革命」を発動し、純真な青少年を「紅衛兵」として利用した。毛は紅衛兵の暴力を利用して政敵を一掃すると、紅衛兵をもてあま…
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