〔出口の迷路〕金融政策を問う/37 政策は予想を制御できるのか=池尾和人
エコノミスト 第96巻 第26号 通巻4557号 2018.7.3
掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第26号 通巻4557号(2018.7.3) |
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ページ数 | 2ページ (全3258字) |
形式 | PDFファイル形式 (434kb) |
雑誌掲載位置 | 70〜71頁目 |
約5年ほど前に、異次元緩和(量的質的金融緩和)が開始された時点では、レジーム・チェンジを目指すとされていた。レジーム・チェンジとは、複数の均衡(レジーム)が存在し得る状況下で、一つの均衡から別の均衡への移行(ジャンプ)を図ることを意味している。 デフレ均衡から緩やかなインフレを伴う均衡に移行するためには、人々のインフレ期待(予想)が非連続的に上昇することが必要であった。異次元緩和によって、そうし…
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